撮影したものを明確な形にする事で救われる時がある。
感覚や感情さえも呼び起こし大袈裟に例えるとタイムスリップしてしまう様な。
シャッターチャンスの後もう戻れない「今」に気付き思わず深呼吸をした。
1981 | 仙台市生まれ |
2000 | 「自由経由」仙台市民ギャラリー |
2003 | 「みちこ」re:bridge edit |
2004 | 「ある人間の日常」re:bridge edit |
2004 | 「虚しい残像」re:bridge edit |
2016 | 「onomatopoeia」SARP |
2017 | 「いつか何も判らなくなる時」SARP |
2018 | 「巻戻しと再生」SARP |
震災以後、目は時間の経過と共に各地を移動しながら、たくさんの光景を網膜に映し てきた。それらはいつしか新しい記憶から古い記憶へ、意識の世界から無意識の世界 へと移動し、頭の中に折りかさなっている。
時間は常に未来へと移行していく。
それとともに人々の活動が再び甦り、新しい世界が構築されていく光景を、目は今も 見続けている。遥か上空から視線を感じない何かが、いつも私を視ている。 撮影された画像にその痕跡が残されているからだ。
1947 | 仙台市生まれ |
2015 | 京都造形芸術大学写真コース卒業 |
1974 | 1級建築士 |
2015 | 「3がつ11にちをわすれないためにセンター」活動参加 |
2015 | 『あの日につづく時間 2011・3.11』出版 |
2017 | せんだいメディアテークでラウンジ展「タイル・ルート・トタン」 |
2017 | 「神々のハマドオリ」SARP |
2018 | 「マテリアル」 SARP |
2019 | 「数は語る」 SARP |
※SARP Bから変更になりました。
山に囲まれた土地で育ち、就職して初めて行動範囲内に海がある場所 に来れた。
地平線が果てしなく見える風景はとても魅力的に感じ心が躍った。
そこで出会った漂着物や水平線を眺める人々を長時間露光で切り取っ た風景は、まるで遥か遠くの惑星で見る景色のように思えた。
私は自分自身と被写体との距離を意識しシャッターを切る。
そこは特別な空間だと感じた。
1980 | 長野市生まれ |
2001 | 東北芸術工科大学 大学院 芸術工学研究科 デザイン工学専攻修了 |
2014 | 「1st international Compact Photography Exhibiton」Puertas de Castilla |
2013 | 「Horizont」SARP |
2014 | 「Horizont」SARP |
2015 | 「Horizont」SARP |
2016 | 「Horizont」SARP 「Horizont」アートギャラリー杜 |
2018 | 「Horizont」SARP |
写真の中だけに存在する特別な世界。 そこには視たことのない空間が拡がり、全てが静止した永遠の時間が流れる。 光の化石が造り出す静謐な世界に吸い込まれるのは、何と心地の良いものか。
その世界を造り出すためだけに、私はひたすら現像タンクを振り、印画紙を 泳がせ続けるのだ。
1966 | 東京都生まれ |
2003 | 「空間の記憶」 café Matisse gallery |
2004 | 「Asphaltic」 café Matisse gallery |
2014 | 「... silent flow ...」 SARP |
2015 | 「fragments」 SARP |
1941年、旧満州に生まれた寺崎英子は、家族とともに鉱山の町細倉に移り住み、家業の売店を生業にしてきました。鉱山の閉山が発表されると寺崎はカメラを手に、その後の細倉とそこに暮らす人々、そして、暮らしの痕跡が野に還っていく姿を丹念に撮影してきました。この企画は、2016年、75歳で亡くなった寺崎から託された約1万3千カットのネガから、写真集制作のため の編集を6日間にわたって公開で行うものです。
主催 : 寺崎英子写真集刊行委員会 協力 : せんだいメディアテーク・メディアスタディーズ
1941 | 旧満州生まれ。幼少期に脊椎カリエスを患う。 |
1986 | 細倉鉱山閉山の発表直後から写真を撮り始め、新聞掲載等で注目される。 |
2015 | 写真家の小岩勉に全てのネガを預ける。 |
2016 | 死去。 |
2018 | 東川賞 ( 飛騨野数右衛門賞 ) にノミネートされる。 |
2017 | 「細倉を記録した寺崎英子の遺したフィルム」SARP 「細倉を記録した寺崎英子のまなざし展」せんだいメディアテーク |
2018 | 「細倉を記録した寺崎英子のまなざし展」細倉マインパーク 「細倉を記録した寺崎英子の遺したフィルム・カラー編」SARP 「細倉を記録した寺崎英子のまなざし展・カラー編」せんだいメディアテーク |
2019 | 「細倉を記録した寺崎英子のまなざし展・カラー編」栗原文化会館 |
不思議なもので表現する時に写真だけは、息をするように当たり前の軽やか な存在である。日々の生活の中で言葉にできないけれど、もう一人の自分が今だと問うてくるかのような瞬間がある。
いつからかみえなくなってしまったものやことを私は写真を通し無意識に映 し出すのかもしれない。
1997 | 宮城県塩竈市生まれ |
現在 | 宮城教育大学大学院 教育学研究科 美術教育専修 在籍 |
2017 | 「AHO」東北工業大学一番町ロビー |
2018 | 「ぼうぼう」展 東北工業大学一番町ロビー |
開廊時間、休廊日は各会場で異なります。
会場にはアルコール消毒液を用意しています。ご入場の際には手指消毒とマスクの 着用をお願いします。また、入場が一度に10名を超える場合、入場をお待ちいただく場合があります。
仙台市青葉区錦町1-12-7 門脇ビル1F(旧ギャラリー青城)
TEL 022-222-0654
11:00-19:00(日曜は17:00まで)
駐車場3台あり
仙台市太白区大野田5丁目38-6リムスクエア1F
TEL 022-226-8531
11:00-18:00(定休日 月曜日、第2・第4火曜日)
駐車場あり
仙台市青葉区台原5-5-12
TEL 090-8788-5474